大豆製品や大豆イソフラボンを摂取していると、女の子の早熟傾向を強めて思春期の到来時期を早めてしまうのでしょうか。
幼少期からの女性ホルモンの分泌量が、
女性の性成熟に影響を与えることがわかっていますので、大豆イソフラボンを豊富に含ん食品を食べないほうが良いのか?
そう考えてしまうこともあると思いますので、女の子の思春期の到来時期と大豆イソフラボンの摂取量に関する情報をまとめて紹介します。
目次
女性ホルモンの分泌量が多いと女の子は早熟傾向が強まる
女の子の場合は男の子よりも、
相対的に早熟傾向が強く、思春期の到来時期も小学生だったりしますので、これが身長の伸びに悪影響を与えます。
早熟傾向が強いということはそれだけ性成熟が早く、すぐに大人の身体になってしまおうとしている状態だということ。
それは胸の変化や初潮などの女性らしさという部分だけではなく、骨の伸びや身長の高さにも影響します。
思春期が到来してしまえば、
伸びる身長はある程度制限されますし、身長を伸ばすことができる時間も限られてしまいます。
少しでも女の子の身長を伸ばしたいのなら、
女性ホルモンの分泌量を抑制し、早熟傾向を弱めて思春期の到来時期を遅らせることが大切なポイント。
思春期の到来時期が早すぎると健康上や身体の問題が出てきますが、その時期が遅い分には何らデメリットはありませんので、少しでも先延ばししてあげましょう。
テレビや雑誌を見ていると、
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンを摂取すると、女性ホルモンを補う作用があるという話も聞きますが、子供の成長に影響を与えるのかを紹介します。
大豆イソフラボンを摂取すると女性ホルモンが増えるのか?
更年期世代の女性に不足する女性ホルモン。
それを補う方法のひとつが女性ホルモンと似た構造の大豆イソフラボンを摂取して、体内で同じような作用を期待する健康法。
納豆や豆腐、豆乳などが大豆イソフラボンを豊富に摂取できると話題になりましたよね。
しかし大豆イソフラボンはあくまでも大豆イソフラボンで、女性ホルモンは女性ホルモンですので、大豆イソフラボンの摂取=女性ホルモンの増加ではありません。
似たような構造で似たような作用が期待できる成分なだけで、女性ホルモン本来の性成熟に大きな影響を与えることはないと理解してよいでしょう。
腸内細菌の影響を受けることもあり、
大豆イソフラボンの摂取=女性ホルモンの活性を高めるということでもありません。
大豆イソフラボンの摂取で女性ホルモンの活性を高めるには?
大豆イソフラボンを摂取しても、
腸内細菌のエクオール産生菌を持っていないと、女性ホルモンの活性が高まるわけではありません。
体内に摂取したイソフラボンを
エクオール産生菌がエクオールに変換することで、女性ホルモンの活性を高めます。
エクオール産生菌を持っている人は、日本人では5〜6割とも言われてきましたが、思春期前の子供では、2〜3割しか保有していないと推測されています。
大豆イソフラボンを大量に摂取しても、
エクオール産生菌がなければ、女性ホルモンの活性化を促進することもできず、性成熟に影響を与えることはありません。
またエクオール産生菌による女性ホルモンの活性度合いは、エストロゲンの1000分の1程度しかなく、若い世代にとっては不十分と言えるでしょう。
更年期世代では女性ホルモンが激減しますので、
大豆イソフラボンをエクオールに変化させ、女性ホルモンの活性を高めることが意味あることですが、思春期前の子供ではほぼ影響がないといえます。
これらのことから総合的に考えると、
思春期前の子供に大豆製品や大豆イソフラボンを大量摂取させても、性成熟には影響がなく早熟化の要因にならないことがわかります。
大豆製品は女の子にとって良質なタンパク質の供給源になる
少しでも身長を伸ばしたいのなら、
骨や皮膚、筋肉や臓器、様々なホルモンの原料になるタンパク質をしっかり摂取する必要があります。
大豆製品は高タンパク質低脂肪で、
タンパク質の供給源としても魅力的で、動物性タンパク質とは異なる性質があることで、子供はしっかり摂取したいところ。
豆乳や納豆、豆乳だけではなく、湯葉や高野豆腐、きなこなどを食べることでアルギニンの供給源としても非常に役立ちます。
身長を伸ばすということは、
思春期の到来時期も大切ですが、成長ホルモンの分泌量を増やし、骨を伸ばす材料を普段の食事から補ってあげることも必要なこと。
大豆製品による早熟化を気にせずに、
普段からしっかり大豆製品を食べさせてあげることは、成長を栄養面からサポートすることになりますので、非常に大切なことでしょう。
大豆イソフラボンが女の子の思春期に影響するのかの記事まとめ
この記事では、
大豆製品の大豆イソフラボンを女の子が摂取することで、思春期の到来時期に影響するのかということを紹介してきました。
大豆イソフラボン=女性ホルモンだと思っていた人には、少し以外な事実だったかもしれません。
- 女性ホルモンの分泌量が多いと女の子は早熟傾向が強まる
- 大豆イソフラボンを摂取すると女性ホルモンが増えるのか
- 大豆イソフラボンの摂取で女性ホルモンの活性を高めるには
- 大豆製品は女の子にとって良質なタンパク質の供給源になる
10代の女の子が大豆イソフラボンの摂取でエクオールを産生しても、性成熟に影響しないことがわかったと思います。
大豆製品は子供成長に必要な栄養をしっかり補給できる事もわかっていますし、納豆などの発酵食品を食べることは腸内細菌の改善にも役立ちます。
便秘解消して毎日しっかり出すことも、
子供の成長や健康には必要なことですので、同じ大豆製品でも期待する効果によって食べる品目を選んであげると良いでしょう。
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